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【Fリーグ第4節】名古屋戦後の両チーム、監督会見コメント

2017.06.30

■高橋 健介監督(バルドラール浦安)

ーーまずは試合の総括をお願いいたします。

「今週は名古屋対策のトレーニングをしてきましたが、かなりやれていた部分もありましたので、トレーニングでも対策をしてきたセットプレーでの失点はもったいなかったです。自分たちが主導権を握っている時間帯も多かったと思っていますし、決定的なチャンスの回数をもっと増やせるようにしていきたいです。

ボールが回ったあと、フリーになったあとにもっと相手にとって脅威となるようなプレーを増やしていきたいです。そのためには個人戦術でマークを外すことや、その選手がマークを外したあとにそこにパスを付けていくことで勝負をしかけること、そしてリスクをかける場面でしっかりとリスクを冒していけるか。それを突き詰めていければと思っています。

ただチームは確実に階段をのぼっています。今日の試合に関しては、唯一勝ち点3を取れなかったのが残念なことですが、このままやってきたことを積み重ねていけばこの壁を乗り越えられる。そう思える試合でした」

 

ーー今回のスタメンを選んだ意図を聞かせてください。

「前節の府中アスレティックFC戦は早い時間帯の失点がありましたのでスタメンを代えました。また今週のトレーニングでの姿勢やパフォーマンスに対しての評価も含めて、スタメンを選びました。もちろん相手のセットを想定していた上でその対応策として今回のスタメンを選んでいます」

 

ーー次回は6チーム共同開催となり、2日間連続のリーグ戦をこなす形になります。この2日間をどう戦うか、そのプランのイメージがあれば聞かせてください。

「この2連戦を想定してプレシーズンのトレーニングを重ねてきましたし、われわれは18人の選手を抱えているので、全員がピッチに立つかは別として、負傷や体調不良などで欠場する選手が出ても、これだけ人数を抱えていれば対応できると思っています。トレーニングでもハードワークをしてくれているので、自信を持って彼らを送り出すことができると思います。また2日間で数名のメンバーの入れ替わりはあるのかなと想定しています」

 

ーー確実に階段はのぼっているというお話ですが、それでも勝ち点を積み重ねられていない現状があります。今後どのタイミングで好循環が訪れると思っていますか?

「ここまでは昨季の上位チームとの対戦が続いているので、難しい試合が続くことは想定していました。個々のタレントという意味でも全然劣っていません。今回の名古屋戦も前回のオーシャンカップでは0-5で負けていた相手に対して、主導権も握ってチャンスを作るまでに名古屋との差を縮めてきたことは自信に変えないといけないと思います。これからも積み上げてきたことの細部を詰めてやってきたことにこだわっていきます。ここからが新たなスタートでここから勝ち点を積み上げていければ、勝ち点が積み上がっていない中でも芽生えつつある自信が、確信に変わっていくと思います」

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■ペドロ コスタ監督(名古屋オーシャンズ)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。

「とても難しいゲームでした。浦安がオーシャンカップとは別のチームで非常に苦しみました。とにかくオーシャンカップでのゲームの研究をされたため、非常にタフなゲームでした。浦安は私たちの弱点を常に突こうとしていました。リーグ戦は長い戦いです。こういうゲーム展開でもしっかりと勝ち点3を取るという観点に立てば良かったと思います。

たしかに今日の試合はプレーの質は良くなかったですが、その中で勝ち切れたことは良かったと思いますし、この試合で勝ち点3を取るという最大の目標を成し遂げることができました。浦安に対しても接戦の試合になったことを称えたいですし、勝ち点3を我慢強く取り切ったわれわれの選手たちに感謝の思いを述べたいと思います」

 

ーー具体的に浦安にはどのあたりを研究されたと感じていますか?

「相手が攻撃の精度を上げてきました。浦安は4-0のプレーが非常に多かったですが、間にボールを通されましたし、1列目と2列目、どちらを対応すべきか迷いが生じていたところを相手が突いてきました。数的不利な状況を作られていましたし、浦安はわれわれにとって嫌なところを突いてきた印象です」

 

ーー新しいブラジル人選手のフィット具合はいかがですか?
「フィット具合は5割程度かなと。チームメートのことをより深く知ることがいまは一番大事ですし、まだその段階だと思います。フィジカルコンディションとしては7割程度だと見ています」