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【マッチレポート】
第18節 対 府中アスレティックFC
「前半戦」
序盤は浦安が数多くチャンスを作り出す。
稲葉、星、渡井、そして中島。
良い場面は作り出すがネットが揺れない。
対する府中は積極的にシュートを打ち浦安ゴールを脅かす。
双方決定機はあった。
だがスコアは動かずに試合が進む。
先に結果を出したのは浦安。
11分、稲葉が中央から豪快なシュートを突き刺した。
しかし先制直後の12分、フリーキックから山田が得点を決めると府中に勢いがつく。
丁寧なボール回し、各選手のキープ力、どこからでもシュートを狙ってくるパワーシューター達。
厳しい試合展開が続いた。
そして16分、浦安ネットが揺れる。
右サイドからダンタスが強烈なミドルシュートを決め1対2とされてしまう。
だがその後の浦安にも決定機はあった。
星、小宮山と決定的なシュートチャンスを得るものの得点には至らず前半戦が終了する。
「後半戦」
開始直後、地震の影響により試合は一時中断を余儀なくされる。
そして再開直後の23分、またもダンタスがゴールを決め1対3。
厳しい後半立ち上がりとなってしまう。
早い時間帯に追いつきたい浦安は中島、稲葉、岩本がチャンスを作り出す。
しかし得点が奪えない。
後半ラスト7分、浦安は稲葉をゴレイロにし、パワープレーでゴールへと向かう。
だが府中のハイレベルな守備、そして激しいプレスが行く手を阻む。
更には無人のゴールへと向かっていったボールがポストにも弾き返されてしまう。
ラスト1分にはゴレイロ交代時一瞬の隙をつかれ1対4。
大きな失点がスコアボードに刻まれた。
最後まで諦めない浦安は小宮山がネットの形を変え2対4とするが、ノータイムにパワープレー返しから完山に得点を許し2対5。
ワールドカップ後、リーグ戦再開初戦は黒星という結果に終わった。
次節からFリーグはいよいよ第3クールに突入する。
対戦相手は王者名古屋。
セントラル開催となる大田区総合体育館で微笑むのは浦安だ。
試合後 岡山監督コメント:
「府中は決定機を得点にした。
課題である決定力が勝負を分けた。
けれども自信を失う必要はない。
3巡目は全て勝つ気持ちで頑張っていきたい」
記事: 早川 治(はやかわ おさむ)
写真: 勝又 寛晃(かつまた ひろあき)