お知らせ
2022.12.11
■小宮山友祐監督
「試合への入り。それがすべてかなと感じています。もう少し長いあいだ0-0の状態で試合を進めることができていれば、また違った試合展開にすることができていたと思っています。
相手のメンバーを見ても2セット回しに近い人数で戦ってくると予想できたので、名古屋が最初からギアを上げてくることはわかっていました。なので4枚で名古屋の選手たちを走らせて疲弊させる狙いや、ディフェンスとボールポゼッション、セットの噛み合わせを考慮してクアトロセットをぶつけたのですが、思うようにうまく行かなかったなと感じます。結果的に試合を難しくしてしまったので、その部分については私自身も大きな反省点だなと思っています。
後半のパワープレーに関しては、試合の流れを見ながら状況を見極めていました。勝つことだけを考えていたので、もっと早くからパワープレーを仕掛けるプランも持っていましたが、後半はボールを保持しながらチャンスを作れていたのですぐにパワープレーをせず流れの中から1点ずつ追いつければなと考えていました。それでもゴールを奪えなかったので勝つために7分半のタイミングからパワープレーをかけて行きました。名古屋は前がかりになって奪いにくることもわかっていましたし、それを交わして決め切る自信もありました。実際にパワープレーを開始して10秒ほどで1点を奪えましたし、その後もチャンスを作れていたのですが、あと少しのところというか。より細部の質をもっと上げなければなと感じました。
今節、名古屋に敗戦したことで、リーグ優勝という目標はかなり厳しいものとなってしましました。ここからはもう一度全員で目標を設定し直して、まずはプレーオフへ出場することを全力で目指して行きます。そしてもう一度、名古屋と対戦するためにも残りの試合を勝ち続けること。次節戦うすみだは、ホームで引き分けた借りがある相手ですのでしっかりと倒して勝ち点を積み上げていけるようにこだわっていきます」