お知らせ
2018.09.02
■アルベルト・リケル監督
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「すごく満足しています。勝てて良かったです。
前半は試合を有利に支配していましたが、後半に逆転されて、いつもと同じパターンでした。良いプレーをしていたのに最後に負けてしまうことを考えると、少し心苦しい部分はありました。でもパワープレーから2点差を追いついて、その後の2点は、空のゴールに入れただけかもしれませんが、このような展開で勝てたのは大きいです。ファンやチームで働いている人たち、そして何より選手にとっても、すごく自信が付いた試合だったと思います。
ーーあの苦しい状況をひっくり返せた要因をどうお考えでしょうか?
「まず、シンプルに言うと、相手のゴールに5本入ったからです(笑)それは冗談として。でも今までの試合ではあと1、2点、あと少しのところで得点できていませんでした。それは大切なことだと思います。
それから、選手たちはルーズボールに対しても強くいくことができていたと思います。練習からしっかりと強く当たって、外に蹴りだせるような要求はしていましたし、練習やってきたことを出せたことが勝因です。あとは「絶対に勝つんだという気持ち」を、選手たちの表情や姿勢から見ることができました」
ーーそうした気持ちの部分において、監督の方から何か伝えたことはあったのでしょうか?
「今日はいつも通りのことしか言っていないですし、立川・府中のプレーに対してどうやって合わせるか、基本的なことを伝えました。気持ちの部分としては、自信を持ってプレーしようと。自分たちが持つフットサルのアイデア、哲学は相手を上回っているから、自信を持って表現しようと伝えました」
ーー決勝ゴールを決めた加藤竜馬選手は、キャプテンとして文字通りチームを引っ張ったと思います。彼への評価を聞かせてください。
「竜馬はキャプテンとして、もちろん皆も頑張ってはいますが、彼は先頭に立って良い姿勢で練習をやってくれています。今日のゴールもそうですし、ボールを奪ったプレーもしかり、全てのプレーがチームにいい影響を与えてくれました。これからもキャプテンとしてまとめて引っ張って、チームを助けていってほしいです」