お知らせ
【マッチレポート】
第33節 アグレミーナ浜松戦
試合日:2014年1月31日(金)
会場:浦安市総合体育館
キックオフ:19時
ホーム最終節、監督不在の浦安を指揮するのは若干27歳の泉洋史プリメーロコーチ。
試合後記者会見、公式戦初采配という大任後の会見にも関わらず、彼はしっかりと記者たちを見つめ、こう話した。
「監督代行の知らせを受けた時は突然のことだったので戸惑いましたが、岡山監督とはいつも一緒に行動していますし、今試合に向けたプランについても聞いていました。
それを自分の言葉で選手たちには伝えられたと思います。
とは言っても、殆どのことは選手の皆さんが力を合わせ、実行してくれたことの成果です。
僕がやったことは非常に少ないです。」
謙虚さの中にしっかりとした芯がある。
彼らしい言葉だ。
「前半戦」
開始2分、完山が中央から放ったシュートの軌道をゴール前へと走り込んだ岩本が変える。
上半身を巧みに使ったワンタッチが浜松ネットを揺らした。
【浦安1-0浜松】
浜松は前線から積極的にボールを奪いに来る。
激しいプレッシャーにも関わらず、浦安はボールを動かし、それを回避する。
田中、深津、高橋、そして荒牧。
ボールを動かしフィニッシュへ。
浦安らしいフットサルで浜松ゴールへと向かう。
そして10分27秒、高橋が中央から放った強烈なシュートが浜松ディフェンダーに当たり角度が変わる。
これにはゴレイロの赤窄も反応することが出来ない。
【浦安2-0浜松】
その後も加藤、田中がチャンスを作り出すがネットを揺らすには至らずに試合は進む。
残り2分には浜松キャプテン三輪の弾丸シュートが浦安ゴールへと向かうが守護神藤原のファインセーブでゴールを許さずに前半戦を終える。
前半スコア
【浦安2-0浜松】
「後半戦」
22分、ゴール前で得たフリーキックの場面、キッカー田中の左足を離れたシュートは壁を突き破りゴール前へと転がっていく。
そのボールを高橋が叩き込み3対0。
貴重な追加点が後半開始早々スコアボードに刻まれた。
【浦安3-0浜松】
更に28分には左サイド深津からのボールを中央の田中がダイレクトシュート。
豪快に振り抜かれた左足からのシュートが浜松ネットの形を大きく変えた。
【浦安4-0浜松】
ラスト10分から浜松はパワープレーを開始。我慢の時間が続いた。
1点は失うものの、岩本懸命のディフェンスから生まれたパワープレー返しでの追加点を加え5対1。
最後まで集中したディフェンスを続けることに成功し、勝ち点3を手に入れた。
【浦安5-1浜松】
今シーズンのホームゲーム12試合での戦績は4戦4分4敗。
非常に苦しいシーズンとなったが、プレーオフ進出に必要な勝ち点3をホーム最終節で手に入れられたことは、チームにとって大きな自信へと繋がるはずだ。
残された試合数は3。
全戦必勝でプレーオフ進出を目指す。
後半スコア
【浦安3-1浜松】
合計スコア
【浦安5-1浜松】
記事:早川 治 (はやかわ おさむ)
◆オフィスオサム:http://www.officeosamu.com
写真:勝又 寛晃 (かつまた ひろあき)