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【マッチレポート】7/12 第4節 vsデウソン神戸

2014.07.18




【マッチレポート】

第4節 デウソン神戸戦

試合日:2014年7月12日(土)

会場:浦安市総合体育館

キックオフ:15時

デウソン神戸のピヴォ当てからの攻撃は脅威だ。ピヴォへのボールが入った時、少しでもスペースを与えてしまえば、個人の力で結果へと繋げることの出来る選手たちがいる。岡崎チアゴ選手、原田浩平選手という素晴らしいストライカーに加え、浦安でもプレーをした、テクニシャンの渡井博之選手、田中智基選手、そして堅実で安定したプレーが特徴の小野寺優介選手が、開幕4連勝という未来の前に立ちはだかる。浦安を良く知る対戦相手との戦いは、予想通りのハードな内容となった。

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「前半戦」

序盤は神戸の攻撃が目立つ展開となる。齋藤、鈴村、須藤がシュートを放つが、守護神藤原がゴールを許さない。

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前節同様この試合でもセカンドセットが試合の流れを変える。4分、右サイドから小宮山、深津と繋ぎ、最後は加藤という流れからシュートを放つが、名手富金原に防がれてしまう。

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同4分、右サイドを深津とのコンビネーションで突破した加藤の強烈な右足シュートが神戸ゴールへと向かうが、僅かに左に逸れてしまう。

更に6分、またも加藤がドリブル突破から中央へとフリーで走り込んだ深津へグラウンダーのパスを入れるが、これも僅かに合わず得点には至らない。

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良い流れの時に得点を奪っておく。それは勝利への絶対条件だ。決定的な場面は作り出す。しかし得点には至らない。そんな流れが続く中、星が結果を出す。8分14秒、ゴール前にボールがこぼれる。そこにいる選手、それが星翔太だ。豪快に振り抜かれた星の右足を離れたボールが神戸ネットに突き刺さった。【浦安1-0神戸】

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先制点を奪う事に成功し、良い流れで試合を進めたい浦安だったが、神戸の反撃に苦しむ時間帯が続く。

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そして9分、浦安陣内ピヴォの位置でボールを受けた原田が前を向く。マークはついている。だがプレスの距離が遠い。彼はもちろんその一瞬の隙を見逃さなかった。ノープレスでシュートを打たせてはいけない選手の左足からボールが離れる。藤原は一歩も動くことが出来ない。浦安ネットが大きく揺れてしまった。【浦安1-1神戸】

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前半スコア【浦安1-1神戸】

「後半戦」

26分、スコアボードに2点目を刻み込んだのはデウソン神戸。神戸陣内から放たれた鈴村の素晴らしいロングシュートに浦安ネットの形を変られてしまう。【浦安1-2神戸】

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早い時間帯で追いつきたい浦安は、右サイドから小宮山、中央から荒牧がシュートを放つが、富金原のファインセーブの前にゴールを奪う事が出来ない。

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残り時間5分、三木が左サイドから放った強烈なシュートもポストに嫌われてしまう。ゴールが遠い。

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時間が経過していく。だがビハインド状況でも浦安選手たちは慌てなかった。そして36分39秒、神戸の攻撃権を奪った深津がカウンターを仕掛け、最後は左サイドへと駆け上がった加藤へパス。倒れ込みながら合わせた加藤のシュートが神戸ゴールを揺らした。【浦安2-2神戸】

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残り時間20秒には、神戸のカウンター攻撃にひやりとする場面もあったが、守護神藤原のファインセーブでゴールを許さず、最低限の結果となる勝ち点1を手に入れることに成功した浦安。次節はいよいよ絶対王者名古屋との今シーズン初対戦だ。

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後半スコア【浦安1-1神戸】

合計スコア【浦安2-2神戸】

無敗記録を伸ばすミッションに挑む為に米川新監督はどのような試合プランを作り出すのだろうか? 注目の一戦は、2014年7月20日日曜日、敵地名古屋にて開催される。

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試合後米川監督コメント:

「スカウティングしていた通りの神戸だったので、比較的やり易く、ゴール前まで行くことが出来ていたという点では良かったと思っています。ですが、ゴール前での最後の工夫についてもっと考えなければいけないと感じました。予定通りのプランで試合が進んでいく中、不運な失点で逆転されてしまった為、非常に残念に思ってはいますが、切り替えて来週頑張りたいと思います。」

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写真:勝又寛晃(かつまたひろあき)

記事:早川治(はやかわおさむ)

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