お知らせ
2019.07.06
■フエンテス監督
「今日の試合に関して、実際に観ていない方からは、7-0という結果で、かなり楽な試合だったのだなと思われるかもしれませんが、それとは真逆の展開と内容でした。
浦安が戦術的にしっかり戦略を立ててきて、最初は対応できませんでした。途中から少しずつ修正をしましたが、相手はまたさらに違う戦略を立ててきて、私たちもまたそれに応じた選択をしていきました。フットサルとしては非常に魅力の詰まった試合だったと思います。
良い点もありました。長い時間パワープレーをされていて、そこでも修正は必要でしたし、その中で失点をしなかったという部分は非常に良かったと思います。セットプレーの守備に関しても、相手の狙いというものをしっかり抑えることができました。
一方で、浦安の4人でボールを回す攻撃に苦戦してしまいました。今日の一番の課題はその部分だと思います。ただし、カウンターのところは効果的にフィニッシュの部分でしっかり決めきることができました。そこで、試合の中での余裕というものを作り出すことができました。その部分がなければ、試合の内容も結果も変わっていたと思います。
このような試合もあると思います。しっかり状況を把握して、それに対応して優位に立つという戦い方をしていきます。自分たちのとってあまり良い日ではなく、勢いのある浦安と、アウェーチームとして戦う中で、状況に対応したこの戦い方は、とても良かったと思います」
■アルベルト・リケル監督
「0−2というスコアになるまでは、自分たちのやりたいフットサルができていたと思います。しかし、3失点目を皮切りに、徐々に上手くいかなくなってしまいました。戦術的にも、メンタル的にも、崩れていってしまいました。それが大きな壁となりました。
パワープレーについては、非常に長い時間を費やしました。実際に今まで練習などでもしっかりやってきましたし、先週の大阪戦(6/30)では上手くいきましたが、今日はメンタル面をはじめとする様々な要因により上手くいきませんでした。パスを回していてもそこで解決法を導くのは監督の仕事だったと思います。
名古屋には賞賛の言葉を送るだけです。レベルの高い名古屋に勝利するというのは、自分たちが今後やらなければならないことです。少なくとも相手にゴールを与えてはいけないということでしたが、今回のようなシチュエーションになってしまうと難しいです。
フエンテス監督とも話しましたが、『浦安の方が上手いフットサルをできていた』と言われましたが、結果は0-7というスコアですし、その結果を受け入れなければなりません。このようなチームを相手に、あのような小さなミスからチャンスを与えてしまったら、今回のような結果になるのは当たり前です。本当にシュートをしっかり決めてきますし、メンタル面でも、とても強かったです。
3回ほど自分たちがチャンスを作り、相手が気持ちの部分で落ちてきて、逆に自分たちが上がってきているという状況がありましたが、それでもまだ、自分たちに欠けていることは多いです」