お知らせ
2021.10.24
■小宮山友祐監督
「名古屋の強度の高いプレーに対して自分たちがやるべきことは、マイボールを大事にすること。ディフェンスだけではきつい試合になるので、自分たちの形から、いかにライン間と裏のスペースを狙えるかを選手たちに伝えていました。そこの狙いに関しては、問題なくプレーできていたと感じています。だからこそ、流れのなかからの得点が欲しかったなと思いますし、取れなかった部分がこれからの課題だなと感じています。
チャンスは多く作り出せていましたし、名古屋のプレスも回避できていたので、残るはフィニッシュ。ゴールを決め切る、シュートを打ち切る部分や、決められないように守りきるといった部分の強度は、名古屋の方が上だったなと思いました。ワンチャンス決め切ることができれば、上位に食い込む力はある。足りない部分が明確にでた試合でした。
積み上げてきた攻撃の部分は良かったですし、狙っている形も出せていたので今後も変わらず成長させていくだけです。残るは個の部分。選手たちも今日の試合でワンチャンスの重みを感じたと思います。チームを強くしていくために1回の練習、試合で何が必要か。もっと上へいくために個人の成長、チームの積み上げもより高いところを見ていかなければいけないと改めて感じました。我々が目指すところは名古屋を倒すことですが、遠く及ばない訳ではありません。この敗戦をしっかりと見つめ直して愚直に取り組んでいきます。
次節まで1週間空きますので、さらに良い準備をしていきたいですが、湘南にもロドリゴ選手をはじめ個の能力が高い選手が多く在籍しています。また守備ではフィウーザ選手もいるので1点の重みを感じる試合になることは間違いありません。そういった部分をしっかりと意識しながら準備していきたいです」