お知らせ
2024.12.22
■小宮山友祐監督
「難しいゲームになることは頭の中でずっと考えていたなかで、案の定難しいゲームになったなと。大分さんはけが人も多く人数も少ないなかで、やれることが限られているという風に認識してました。それでもディフェンスが素晴らしいチームなので、人に対しての距離感だったり、ボールを奪った後のスピードに対して自分たちが何をしていくかというところを今週準備してきました。ただ、この試合に関しては、狙っていたことがあまりできなかったなと。いい時間もありましたが、全体的にはあまり上手くいかないなかで試合が続いていった認識をしています。そのなかでもしっかり勝点3を取れたことは非常に大きいことです。タイトルを獲るチームは流れが悪く、内容が良くない試合でも勝ち切る。それはすごく大事なことですので勝点を積み上げられたことはよかったです。
レギュラーシーズンの残りの試合と、ファイナルシーズンを考えた時に、このような戦い方をしていたら、優勝は難しいとハーフタイムに強めに選手たちに言いました。決して緩んだり、緊張しているというのはなかったですけど心のどこかで、自分たちの今の立ち位置と順位を意識していたのかなと。ただ、ボールは前に進みますし、簡単に1対1も取られていないので、やれている感じは正直ありました。ただ大分のスピードのあるトランジションで、一度ピンチを招いてたので、そこの失い方に対しては緊張感を持つようにという話はしました。後半、フリーキックからロドリゴが点を取って、最後はパワープレーで点が取れたので、本当苦しい試合でしたけど勝つことができてホッとしてます。どちらかというと嬉しいというよりも、安堵の気持ちの方が強いですね。
我々がこれからタイトルを獲るにあたって、足らないところが目に見えた部分もあったので、そういったところを改善していかなければいけません。来週は名古屋との対戦で、自分たちはチャレンジする立場なので、順位に関係なくしっかり戦って、来週も勝点3を取れるようにいい準備をしていきたいです」