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6/25 Fリーグ第3節・エスポラーダ北海道戦(浦安市総合体育館) 両チーム監督会見コメント(バルドラール浦安)

2016.06.25

■米川 正夫監督(バルドラール浦安)
ーーまずは試合の総括をお願いします。
「ホームで勝って非常にホッとしています。監督としては勝ててない状況でチームの雰囲気もあまり良くなく、この状態はいつまで続くんだろうかと不安に陥って、週7日のうち5日くらいは夢にもフットサルのことが出てきていました。やっと勝てたので、少し解放されたかなと思います。

試合に関しては、前半の途中から相手がセットを変えてきたので、自分たちのディフェンスとのかみ合わせが変わったかなという印象です。その変わった中でセットプレーから失点して、やられたという感じではないですが、うまくかわされたなという印象です。後半は我慢する時間帯が多く、自分たちは人の距離間を近くして、間にしっかりとサポートを作っていきたかったのですが、下の選手もパスの距離感を作ることを恐れるし、間の選手も間でボールをもらうことを怖がっているなと感じました。後半は自分たちの時間帯がなかなか作れない20分間だったと思います。

ただ、相手もセットを変えて、主力級のセットできたときから、押し込まれる時間帯がすごく長かったのですが、ここを耐えれば逆に一個緩むなと思ったので、厳しい時間帯を耐えられたことが勝った要因なのかなと思います。しかし、厳しい時間を戦える選手は限られるので、自分たちのボールを持つ時間を増やしていかなければいけないと思います」

ーーFリーグデビューを果たした水野選手について、今後に期待する点は?
「体が大きいので時間を作れる選手なので、今日みたいな試合のときに、後半から入れるような選手になってくれるとチームとしてもすごくありがたい。まだデイフェンスの部分でエラーが多いので、押し込まれる時間だと不安です。そこは本人にも話しているので分かっていると思います」

ーー過去2試合とスターティングメンバーを代えてきた意図は?
「相手は大きくセットを代えてくるチームではないと分かっていたし、スタートはどの選手で来るかという予想が付いたので、ウチは代えました。立ち上がりの失点が多かったので、そのあたりも改善するために今日はセットを代えて臨みました」

ーー先ほど、厳しい時間帯を戦える選手が限られていると言っていましたが、後半の厳しい時間帯での小宮山選手の体を使ったプレーには、ホーム開幕戦への気合いを感じました。監督自身はあの時間帯にどういうことを感じていましたか?
「ディフェンス面に関しては当然良いですが、攻撃で自分たちの時間が少ないから、押し込まれています。押し込まれているのを耐えることはできるけど、自分たちが押し込む時間帯が作れるかというと、選手の特徴で変わってくるので、後半で攻撃的な選手を出すのか、守りに入るか、監督として難しい判断をしました。守備の時間の7分くらいの間、小野大輔が『オレのこと出せ』とアピールしていましたが、今日はどうしても勝ちたかったので、ここは我慢だなという判断をしました」

ーー交代を見ていると、ピヴォのところで野村選手や小野選手、水野選手など監督の中でしっくり来ていないのかなと感じましたが。
「ウチは選手各々の特徴が分かりやすいです。例えば小野大輔は攻撃でボールを持ったときにパスを出せる選手、野村啓介は万能型、水野拓海は自分でしっかりと持てる選手という印象です。
ただ、全員が同じレベルで競争しているので、ゲームによってしっくりきたりこなかったりということがあります。野村も悪くないけど、良くもないという試合が続いています。そこがもう一皮剥けてほしい部分です。チームで戦っていくうちに固まってくるのかなと思います」

ーーピヴォについて、前で起点を作ろうという形があまり見えませんでしたが、そこは意識していないのでしょうか。
「ピヴォが孤立すると、前で起点を作る時間が少なくなるので、今日の試合はピヴォで起点を作ることをいつもより意識していました。今季は試合によって戦い方を使い分けたいなと思っています。ただ、いろいろな練習をするぶん、一つの戦い方が高まらないという表裏一体な部分があるので、相手や時間帯によっていろいろやり方を変えていけば良いのかと思います」

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