お知らせ
2016.08.04
バルドラール浦安では、Fリーグを代表する選手として、そして世界で戦える選手として活躍する為には、社会人として自立した人間の育成が必要だと考えています。
その為の育成プロジェクトをクラブ内で立ち上げ、これまでの2回に引き続き「第3回アスリート未来キャリア会議」を7月3日に実施しました。
今回はバルドラール浦安のホームタウンである浦安市で活躍されている浦安青年会議所の方々、市の職員の方々、市内で活動されている方々にご参加いただきました。
まずは第1回の「デュアルキャリア」という概念や、第2回の「アスリートが輝かせる社会とは?」という問いを振り返りました。
そして第3回のメインテーマは「子育て支援」。この第3回キャリア会議が行われる一週間前、ホームタウンである浦安市の行政課題のひとつである同テーマにつきまして松崎秀樹浦安市長に直接お話をいただきました。
松崎市長から、浦安市として取り組んでいる様々な子育て支援の施策や、行政補助を紹介していただき、全国の地方自治体が課題としている子育て支援に対して、浦安市が先頭に立ち取り組んでいる現状をお話いただきました。
第1・2回のミーティング、そして松崎市長からのお話を踏まえ、バルドラール浦安の選手がアスリートとして、どのようなケース・対応で浦安市の子育て支援に協力が出来るのか、そんな「問い掛け」から第3回をスタートさせました。
今回も数名のグループに分かれアスリートとしてどんなことが出来るのか、どんなことを伝えられるのかを発表し、アスリートのどんなことに期待をしているのか、どんなことをするべきなのかなど意見交換を行いました。
これまでのバルドラール浦安として市内で行っている様々な活動をあらためて知ってもらい、さらに質を向上させるにはどうしたら良いのか、その活動をもっと広めていくにはどうしたら良いのかなど様々な意見をいただきました。
さらに対象を子供に限らず広げることで、様々な可能性を秘めていることなどにも気付くことができました。
諸々の意見交換を踏まえ、アスリートとしてこれから市内でどんな活動をして、どんな成果を上げたいのかを自分自身に問いかけ、同じ様な志を持った人たちとグループを作り、その中でアスリート自身の活動はもちろん、地域の様々な人との関わり、協力のもと、どんな未来が描けるのか各グループ話し合い、未来新聞を作成しました。
この新聞の作成において、どんなことが出来るのかを考えるだけではなく、実現に向けて何が必要なのかまで考えることが出来ましたし、またバルドラール浦安以外の方々の意見や協力、人との繋がりによって、より具体的に実現までの道筋をイメージすることに繋がりました。
未来キャリア会議を継続して行うことによって、常に自分たちがアスリートとして浦安市内でどう活動して行くべきなのか問いかける非常に有意義な機会になっています。
またたくさんの方々の協力によって、その内容も充実し、自分たちの可能性はもちろん、多くの人を巻き込むことでイメージで終わっていた様な活動まで実現させることが出来るのだと気付くことができました。
今後はそれをより具体的に進めていけるよう、子育てに関わり問題を抱えている方々と直接その打開策について考え、活動していきます。(文:荒牧太郎)
過去2回の開催については下記リンクをご覧ください。
〜第2回アスリート未来キャリア会議〜
http://bardral-urayasu.com/news/_2_9/
〜第1回アスリート未来キャリア会議〜
http://bardral-urayasu.com/news/_1_9/