お知らせ
2016.10.29
■米川正夫監督(バルドラール浦安)
ー試合の総括をお願いします。
「まずは何より、試合に勝てたことが心から嬉しいです。
仙台の守り方は独特な形でしたが、事前にスカウティングをしていたということもあり、ピヴォを含めた形で対応をしました。そういった中で、前半の10分までにいいチャンスを多く作れたのですが、その後追加点を取ることができず、自分たちで首を苦しめてしまいました。
浦安の攻撃自体はうまく機能していますが、得点という形での結果が出ていないということもあります。やはり、押し込んでいる時間帯で点を取れないと、上位のチーム相手には勝つことが難しくなります。そういった部分は、個人の能力によるところも大きいと感じているので、今後は個人技という点についてもしっかりとトレーニングを重ねていきたいです。
またこれは毎節のことではありますが、対戦相手の研究を多くしています。そういう意味では、今日の試合でセットプレーから点を多く取れたのは、すごく嬉しいです。 またすぐに次の試合があるので、いい準備をしていきたいです。
ー今後、流れの中で得点を取っていくために、どうやって改善していくのか?
「今、自分たちがやろうとしているフットサルの形は、基本的にパスベースのものです。そのため、ドリブルで剥がすという意識も少ないですし、普段のトレーニングで、個人の突破に重きおいたメニューなどにあまり時間をかけていません。
ただ、上位のチームは個人での突破をメインとした得点シーンを多く作っています。それは星翔太のような選手が多く在籍しているからだと思います。 やはり流れの中で多く得点を記録していくためには、今までとは違ったアプローチをしなくちゃいけないです。 浦安も前線の選手が自分一人で最後まで決めきるという形がより必要になってくるかもしれないです」
■ホセフェルナンデス監督(ヴォスクオーレ仙台)
ー試合の総括をお願いします。
「今日の敗因は、はっきりとしていると思います。というのも、セットプレーから多くの失点を喫してしまったことが全てだということです。
私がいつも選手たちに言っているのは、プレーの強度とプレスの質の問題についてです。今日は、そこに関してまったく良くありませんでした。 リーグ中断期間明け、この浦安戦まですごく良い調子で来ていましたが、今日はこれまでの悪い仙台に戻ってしまいました。プレーに対する姿勢、態度が問題だと思っています」
ーここ数試合、いい結果を手にできていた主な要因は?
「毎週ハードなトレーニングを重ねて来たからだと思います。特に今の仙台は若い選手が多いチームです。ただ、若い選手にとってダメなのは、ポジティブな結果ができている時に、慢心が生まれてしまうことです。 今日は、試合を通して戦う姿勢が足りなかった。強度とやる気の問題、それが今後に向けての課題です。若くてもやる気がないのであれば、もっとハードなトレーニングをしなくてはいけないです」