お知らせ
2016.12.12
この度、バルドラール浦安ラスボニータス No.12 本多さかえ選手が2016-17シーズンをもちまして現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。
#12 本多さかえ(Sakae Honda)
【生年月日】 1975年1月24日
【出身地】 埼玉県
【経 歴】
1993年 – 1997年 日本女子体育大学
1997年 – 2004年 PARAREDS FUTSAL Setagaya
2004年 – 2010年 バルドラール浦安ラス・ボニータス
2010年 – 2012年 Aventura Kawaguchi
2012年 – バルドラール浦安ラス・ボニータス
【代表経歴】
2007
第2回アジアインドア・ゲームズ マカオ 優勝
2009
第3回アジアインドア・ゲームズ ハノイ 優勝
2010
第1回世界ワールドトーナメント出場 スペイン
2011
第2回世界ワールドトーナメント出場 ブラジル
2012
第3回世界ワールドトーナメント出場 ポルトガル
2013
第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ 仁川 優勝
第4回世界ワールドトーナメント出場 スペイン
【引退発表に際して本人よりコメント】
今シーズンを持ちまして、選手生活を引退することを決意いたしましたので、正式にご報告させていただきます。
フットサルを始めて約20年。浦安でお世話になり約10年。
たくさんの方に支えられ、今に至ります。
応援して下さったスポンサーのみなさま、サポーターのみなさま、そして一緒に戦ってくれたラス・ボニータスのスタッフ、選手に感謝申し上げます。
20年にわたる競技人生を振り返り、印象に残っていることを3つ挙げると、フットサルを始めたチームであるPARAREDS FUTSAL Setagaya(以降パラレッズ)と、日本女子代表、そしてラス・ボニータスです。
パラレッズは日本女子体育大学サッカー部のOGで結成された、家族のようなあたたかいチームでした。
パラレッズでフットサルの楽しさ、仲間の大切さ、そして1点の重みを教えてもらいました。
パラレッズでフットサルを始めていなかったら、フットサルを続けていなかったと思います。
都道府県リーグさえもない時代で、試合は年に2回だけ。
フットサルを学ぼうと思っても、本も動画もありませんでしたから、自分で試合会場に足を運ぶしかありませんでした。
週末はほぼ試合会場にいましたから、当時の男子選手からは驚かれることも多かったです。
自費でブラジル遠征したなんていうチームは、きっとパラレッズが初めてでしょう。
でもその経験が今も生きています。
第1回全日本女子フットサル選手権大会で優勝出来たこともとてもいい思い出です。
日本女子代表では、八咫烏のユニフォームを着ることの喜び、日の丸の重みや誇り、そして一番高い場所で聞く君が代。様々な経験をすることが出来ました。
初結成で招集されて結果を残すことに必死だった、アジアインドア・ゲームズでPK戦ののち優勝出来たこと。
アジアでは通用しても、世界の壁は厚いと痛感させられたワールドトーナメント。
もうこれでフットサル終えてもいいと思えた、仁川のアジアインドア・マーシャルアーツゲームズの3連覇。今でも鮮明に思い出せる、宝物の思い出です。
日本一になって、新たな自分の可能性を見出すために移籍した当時のプレデター。
プレデターは、元なでしこの選手ばかりで、当時のノンキャリは私だけでした。
優勝してティファニーのプレートをいただいた、第4回全国施設選抜レディースフットサル大会。
全試合無失点で、初めて米川監督にほめてもらえて嬉しかったことを覚えています。
プレデターからバルドラールになりましたが、チームとして関東女子リーグ4連覇達成出来たこと、全日本女子フットサル選手権大会12回連続出場出来たのもいい思い出です。
仁川のアジアインドア・マーシャルアーツゲームズ以降、自分が現役を続けること、頑張り続けることが、他選手やチームにとっていいことなのか?悩んだ数年間でした。
やりたければやればいい。極論はそうですが、キーパーのポジションは一つだけです。
やっと現役引退の決断をすることが出来たのは、自分のマインドを受け継ぐ選手たちが成長してきたからです。
私の考えや意思を体現出来る選手に、このあとの女子フットサル、ラス・ボニータスは任せようと思います。
関東女子フットサルリーグは、残り2試合、日本女子フットサルリーグは残り1試合あります。
ラス・ボニータスの応援はもちろんですが、他のチームの熱い試合も観られますので、是非女子フットサルの会場に足を運んでいただければ幸いです。
今後も、ラス・ボニータスそして女子フットサルの応援をお願いいたします。
Obrigado a todos!
2016年12月12日
バルドラール浦安ラス・ボニータス #12
本多さかえ