お知らせ
2017.01.07
■米川 正夫監督(浦安)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「年末から(星)翔太が復帰して、(松山)竜二が加入し、外国籍選手は合流が少し遅かったのですが、その中でメンバー争いは横一線の状況になりました。その結果、練習からメンバー争いが激しくなり、トレーニングからハードに戦ったことでそれがピッチの中に反映されたゲームになったと思います。
ただピッチに中で出たことは、良い部分だけではなく、ネガティブな部分も出ていました。特にセカンドのセットに関しては、なかなか組み合わせの悩みが最後まで消えずに、その悩みがピッチの中で出てしまったのかなという反省点が残りました。とはいえ、まだまだコンビネーションをすり合わせている時間が少ない中で、苦しみながら結果が出たことは良かったですし、これから良くなっていくだけだと思います。
また来週もホームで試合ができるので、残り6試合をすべて勝って、他力本願にはなりますが、プレーオフの望みがある限りは狙っていきたいと思っています」
ーー組み合わせで悩ましいことがあるとおっしゃっていますが、松山選手と星選手が同時に起用されるなど、ピヴォ2枚を起用する時間帯もありました。今後はどんな戦い方をイメージしているのでしょうか?
「ピヴォ2枚を置いたのも、相手にあまり体の大きな選手がいないため、うまくポジションを変えながら戦いましたが、練習ではやれるかなというメドは立っていました。しかし、試合ではうまくいかないことも多かった印象です。ただ竜二はまだチームに合流してから、1カ月も経っていないため、まだまだ細かい部分など、引き出しの数が少ないので、フィットするまではまだ時間がかかるのかなと思っています。
実際にピヴォを2枚を置く形は、ファーストセットも翔太と(小野)大輔がピッチに立って、翔太がアラに入る形もありました。その形はトレーニングでもやっていました。いろいろな戦い方を持って、戦うことがウチのやり方だと思うので、選択肢はあったほうが良いですから、今後もやっていくことを想定しています」
ーー星翔太選手のゴールで勝ち切ったことの価値と、彼のプレーについてはどう評価していますか?
「当然、彼のゴールで勝ち切ったことの価値は大きいのですが、練習から彼が入ることでほかの選手の動きが明らかに変わるなという印象を持っていますので、彼の復帰があらゆる形で良い方向に出ているのではないかと思います。今日の試合で出た課題を来週の練習で取り組んでいけば、また来週はチームがより良くなっていると思います。さらにシーズンが終わるころにはもっと良い形になっているんじゃないかなと思っています。
チームとして良い形になった上で、プレーオフが見えてくれば、楽しみな結果になるのかなと思います。翔太はボールを保持できるので、周りの選手たちが奥へ走ろうという意識が出て、実際にその形を出せていました。ディフェンス面でもアプローチをする選手なので、その動きによって周りの選手も、相手チームの選手も動くので、ゲームがより動く展開になります。そういう彼のプレーを見ていると、周りの選手たちも同じようなプレーをしようとするので、よりチームが活性化しているなというイメージがあります」
ーー2017年の目標は?
「プレーオフ進出が目標になります」
ーー星選手の先発起用に関しては、自信を持って送り出したのでしょうか?
「温存する必要はありませんので、出場時間は気にしながら起用していましたが、自信を持って送り出せる選手で先発メンバーを組みました」
■ホセ・フェルナンデス(仙台)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「あけましておめでとうございます。今日の試合を見に来た方は楽しんでいただけたと思います。負けはしましたが、顔を上げて帰ろうと思います。今日は満足して試合を終えることができました。選手たちは急速に良くなっています。試合全般では良いゲームになりましたし、7点も入りましたから、良いフットサルのゲームを見せられたのではないでしょうか。星選手の復帰とゴールを祝福したいと思います。この二つがこの試合におけるポジティブなニュースになったでしょう。
ヴォスクオーレに関しては、自分たちは勝ちたいですが、結果に対してはそれほど悲観的にはなっていません。私は1年半日本にいますが、チームも、選手たちも、すごく成長しています。チームとしては今日のような戦いを続けていきたいと思います。私個人の志向としては、良い内容のフットサルで勝ちたいと思っている監督です。内容は良かったですが、結果は負けているので、もっとトレーニングをしていきたいと思います」