お知らせ
2017.07.09
■高橋健介監督(バルドラール浦安)
ー試合の総括をお願いします。
「勝ててホッとしてた、まさにそんなゲームでした。リードをして試合をコントロールしなくてはいけない時間帯もありましたし、決定機もたくさんありました。自らゲームを難しくしてしまったという印象です。ただ、こういった難しいゲームを勝ちきることが出来たのは、今の自分たちにとっては非常に重要なことだと思います。
これは選手たちも感じていることだと思いますが、まだ何かを成し遂げたというわけではありません。今日のゲームを通過点、そして新しいスタートとして、これまでやってきたことを信じて続けていく。そういったゲームになりました。」
ーこれまでずっと先制点を取られていた中で、今日はリードする展開となりました。
「確かに前半の早い時間で2-0と出来ましたが、その後に追いつかれてしまっているので、そこはあまり関係なかったように思います。
主導権を握りながらもゲームをコントロールできなかったというのは、個人的な反省点の一つです。チームとしても、2-0としてからの試合運びが非常に勿体無かったと感じます。追加点を取れるチャンスが多くあった中で、逆に失点してゲームを難しくしてしまったので、多くの課題が残るゲームとなりました。
試合内容という意味では、これまで負けてしまっていた何試合かの方が、良い内容をより多く作り出せていたように思います。今後、良い内容を伴った形での勝利を挙げられるようにしていきたいです」
ー5ゴールを挙げることが出来たことに関しては、いかがでしょうか?
「正直なところ、5点以上取れたなと思っています。
ただ、決定力という部分は、プレシーズンを含めこれまで数多く言い聞かせてトレーニングしてきました。今日のゲームでは、苦しい展開の中で追加点を挙げる、冷静にフィニッシュするというシーンを作ることが出来たので、そこはポジティブに捉えたいです」
ー初勝利に関して、サポーターの方に改めてメッセージをお願いします。
「選手たちが戦うピッチをいつも設営してくださるボランティアスタッフの方、チラシ配布に協力をいただく方、下部組織の選手たち、一緒にトレーニングをやってくれているスタッフ、朝方まで分析に付き合ってくれるスタッフ、そしていつも全力でフォローしてくれるフロントスタッフ、浦安に関わる全ての人がチームのために戦ってくれています。本当に感謝しています。
分析スタッフに関しては、少しでも試合に勝つ可能性を高める仕事をやってくれています。今日のゲームのようにセットプレーから多くのゴールを取ることが出来たというのは、彼らの仕事の成果です。
本当に、サポーターを含め全員で、苦しみながら掴んだ勝ち点3だと思います。自分たち自身の力をもっとつけて、しっかりと勝てるようなチームになるためにも、引き続きしっかりとトレーニングをやっていきます。サポーターの皆さんには、感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。
あと、今日妻が試合前に『トンカツ食べてるから』と言っていたのですが、そのおかげもあるのかもしれないですね(笑)。これ絶対書いてください!(笑)」
▪︎星翔太選手(バルドラール浦安)
「監督も言ったように勝ったことが全てだなと思います。ゲームでは勝ち点3以上のものは得られないわけですし、勝利以上のものはないのかなと感じます。
選手たちの試合後の表情をを見ればわかるように、勝ち点3を取ったからといって喜んでいる選手はいません。ゲームの中身に対しての不満はかなりありますし、そういった部分ではまだまだ上手く出来ていない部分がたくさんあります。
現状では、僕たちが目指しているゴールからは程遠いですし、今日の結果はそのステップとしての一つであるという共通認識があるからこそ、ああいった表情になったのだと思います。そういった意味では、試合後に全員が手放しで喜んでいなかったのは、すごく良いことなのかなと感じます。
心から喜べる勝利が来ることを祈りながら、日々トレーニングを続けていくしかありません。今日は、『そういった日が来ることが、楽しみになるようなゲーム』にすることが出来たと思います」
■ホセ・フェルナンデス 監督(ヴォスクオーレ仙台)
「今日は両チームともに祝福したいです。なぜなら、一つのショーを見せられたという思いがあるからです。
さらには、幸運なことにAbemaTVでの放送もありました。日本のフットサルのレベルそのものを上げていく、日本にフットサルの文化を根付かせていくという点で、こういったゲームを戦いきることが出来たということ、多くの方に映像を見ていただいた方は、非常に大きな意味があると思っています。
繰り返しになりますが、今日は浦安が勝ちましたが、両チーム共に勝つ可能性があったと思います。引き続きハードワークをして、次の試合に向けて頑張っていきたいです」
■井上卓主将(ヴォスクオーレ仙台)
「負けてしまったのは悔しいですが、全員で戦うということは共有していた。楽しんでプレーすることが出来ました。今日のようなフットサルを最後までできれば、今後の結果にもつながっていくはず。このままの調子でやっていきたいです」