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【Fリーグ第11節】デウソン神戸戦後の両チーム監督会見コメント

2017.08.20

■高橋 健介監督(バルドラール浦安)

ーまずは試合の総括をお願いします。
「オフェンス面で主導権を握ってゴールを決めるのはこれまで多くなかったので、今日に関しては色んなバリエーションで取ろうとチームに話していました。その点については満足しています。2失点に関しては点差が離れた中で相手がリスクを背負ってきていたので、仕方ない部分もあるかなと思います。あまりそこはネガティブに捉えず、良い部分を抽出して次の試合に向かっていきたいと思います」

ー前半の大量得点の要因と、パワープレーに対する守備に関してはどう見ていますか。
「神戸の情報はスカウティング担当の力もあり、しっかり得ていました。それに対する準備も練習でできていた中で、選手たちが見事に試合で実行してくれたと思います。セットプレーなど、相手に対してどんなものが有効かというのを提示した中で、選手がピッチの中で決断してくれたのが要因だと考えています。
相手はパワープレーがうまいチームでしたので、その対策は長い時間をかけて行いました。実際にうまくいかなくて選手とディスカッションをする時間もありました。選手と監督が価値観をぶつけ合うのは非常に大切なことですし、最終的にやって欲しいことを実行してくれたので、良い準備になったと思います。あれだけ長い時間、パワープレーを受けて1失点というのは評価していますし、その影響で普段パワープレーのディフェンスの経験のない選手も起用できました。これもチームにとっては大きなことだったと感じています」

ー苦しいスタートの中で第1クールを3連勝で終えましたが、その総括と今後への意気込みをお願いします。
「自分たちが目指すモデルがあるので、そこに向けて試行錯誤していく前半戦だったと思います。その中でうまくいっていてもゴールが入らなかったり、自信を掴むまでに時間がかかったかなという印象です。下の順位のチームに勝っての連勝ですが、今後もそういった試合はしっかりとモノにしていきたいです。上位のチームに対しても内容で圧倒された試合はほとんどなかったと思っています。逆に自分たちが勝ちに値する内容を表現できた試合も多かったと思っています。勝ち点を積んでいく中で、第2クールというのは本当に結果に拘りながらやっていく期間になります」

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■鈴村 拓也監督(デウソン神戸)
ー試合の総括をお願いします。
「早い時間帯で失点した流れをタイムアウトで切りたかったのですが、4失点して前半を終えてしまったので、それが結果につながった部分は間違いなくあります。ただ後半、選手たちは立ち直ってゴールも決め、もう一つでも決まれば追いつけそうなところまでいけました。そこでカウンターから相手に奪われてしまって、パワープレーをするしかなくなってしまいました。追い上げられたのは良かったとは思いますが、結果が出ていないので苦しい状態ではあります。後半の戦いを40分間やって試合がどうなるかということを、あらためて感じさせられる試合だったと思います」