loader image

NEWS

お知らせ

ホーム > ニュース > 【Fリーグ第32節】エスポラーダ北海道戦後の高橋健介監督、星翔太選手コメント

【Fリーグ第32節】エスポラーダ北海道戦後の高橋健介監督、星翔太選手コメント

2018.01.06

■高橋 健介監督
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「前半からチャンスの数、シュートの数を含めて圧倒的できていたぶん、フィニッシュの質やゴール前への入り込み方、そして人数の掛け方など、ゴールを生まれやすい場所・ポイントに対して、もう一つ入り込んでいく部分が足りなかったです。またラストパスの質、相手のディフェンスのズレを作ったあとのラストのプレーの精度を含めて改善できることだと思います。とはいえ準備してきたことを選手たちは表現してくれましたし、数多くのチャンスを作ったことに関しては、明日も試合があるので、自信を失わずにチャンスの場面で強度の高いプレーを表現して勝ち切って明日の試合を終われる準備をしていきたいです」

 

ーー確かにおっしゃるとおり、シュートの数は多かったですが、枠内にシュートが飛んだ数という意味では北海道よりも少なかったという印象です。 フィニッシュの改善について、もう少し聞かせてください。
「フィニッシュの局面でただ枠内に打つということであれば、青山が反転シュートで枠に行く場面は何回かあったと思います。枠内にシュートを飛ばすことに関しては、個々のタレント力による部分はあると思っています。その一方でゴールが決まらないことでシュートに力が入り過ぎていることもあるでしょう。

フィニッシュの場面では相手GKの動きを見て決めることも必要な要素にはなります。試合の中でゴールが決まる成功体験が積み重なれば、ゴールへの道筋という意味で見えてくる部分も増えてくると思っています。なかなかゴールが決まらないことで力が入り過ぎることは、個人の原因になると思います。またシュートを打たせるためのパスが50cm、10cmズレることでフィニッシュの精度は落ちてしまいます。相手のディフェンスのズレを作ることに関しては、できてきています。シーズン前から言い続けている0.5秒早く相手よりも自分の空間を作ってゴールを決めることに関しては、パスの受け手もパスの出し手ももう少し改善できると思います」

8D3_3830

■FP 9 星 翔太
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「負けたな。それだけです。これだけシュートを打ってもゴールが入らない試合もあります。ただこれが今季の僕たちの実力だと認めなければいけません。結果を出すために何がスイッチになるか分かりませんが、やり続けるしかありません。これまで自分たちがやってきたことを疑う必要はありませんが、選手一人ひとりが目の前の敵を乗り越えて、勝つことの姿勢の積み重ねが足りないのかなと感じています。今日感じたことは明日の自分のプレーにつなげて、すみだ戦の勝利につなげていけるように頑張りたいと思います」

 

ーー(高橋監督への質問と同様に)フィニッシュの改善について、もう少し聞かせてください。
「個人的な見解では相手の枠内シュートが多かったのは、カウンターの形からのフィニッシュが多かったからだと思います。そのため、枠内シュートが多いという状況になったと思っています。うちのチームは相手を崩す形からフィニッシュまで持ち込む形が多かったので、ゴールを決められるポイントに入れなかったことが問題なのかなと。シュートを打つ瞬間に相手よりも先にボールを触る、相手の寄せよりも早くシュートを打つ姿勢がもっと必要です。タイミングよくパスに合わせる形や相手をはがしてシュートを決めることは個々のタレント力によると思いますが、ゴール前で密集して相手のミスを起こさせるような動きは誰でもできることです。そのことに関して個人の才能は必要ないのかなと思っています」