お知らせ
2018.09.15
・アルベルト・リケル監督(バルドラール浦安)
ーー試合の総括をお願いいたします。
「試合前から湘南のやり方は知っていて、それに対するアイデアもありました。特にディフェンスを勇敢にいくことを心がけて入りましたが、最初の12、13分間で集中し切れず0-2という形となってしまいまた。でも、その後は非常に集中していて、湘南に勝る試合をできたと思います。
相手には2人のブラジル人選手や代表選手もいる中で、このメンバーでここまで戦えたのは誇りに思います。相手の疲れからか、後半は自分たちにミスでボールをくれる状態になって、そこをうまく使っていけました」
ーー開幕節よりもボールを持つ時間が長かったですが、その辺りの手応えは感じているのではないでしょうか?
「チームの成長は感じています。開幕戦で戦った時はボールを持ち続けることができない状況でしたが、今日はボールも持つことができて、湘南に勝るチームに成長したと思います。そうした成長には満足していますし、相手よりたくさんシュートを打っていたと思います。それが入っていない問題は改善しないといけませんが、選手の態度、戦い方に関しては誇りに思っています。
チームを育てるにあたって、監督としての目標はチームを成長させ続けること。勝てない状態があること、その結果については心苦しい部分もありますが、その中でも少なからず成長させ続けることが、自分自身の目標です。今後もそれを続けていければと思います」
ーー染野伸也選手の役割と評価について教えてください。
「今まで試合に出ることが少なかったですが、彼が今日示してくれたことには満足しています。普段から練習でもしっかりやっていて、常に高い強度を示してくれていました。宮崎選手など出られない選手がいた中で、今日のような少ない人数の時に若い選手をいかに使っていくかか大切です。染野選手に関しては“私の部屋”のドアをノックして、満足のいくプレーを見せてくれて嬉しく思います。
私がここにきている目的の一つとして、経験の浅い若手選手を上のレベルに上げていくこと。(染野)伸也に限らず、セグンドでやっている選手たちも同じように上のレベルに上げていければと思います」
・奥村敬人監督(湘南ベルマーレ)
ーー試合の総括をお願いいたします。
「開幕戦で浦安に負けて、今日という日を待ち望んでいました。第1クールでなかなかリズムに乗れなかったのは、間違いなく浦安に負けたからだと思っていましたので、選手たちも絶対にリベンジするという気持ちで臨んでくれました。ロンドリーナも浦安セグンドに大敗してしまいまして、そういった意味でも自分たちが絶対に勝たなければいけない試合でした。
そんな中で「神様、仏様、フィウーザ様」というくらい彼が止めてくれました。フウガ戦に続いてギリギリのところを防いでくれたのが勝利につながりましたし、その前にフィールドの選手たちも滑ったり、追いかけて足音を聞こえさせたり、そういった部分で相手の焦りはあったと思います。フィウーザが止めたのもそうですが、全員が絶対に勝たなきゃいけないという気持ちで臨んだ試合だったので、こういう結果になったと思います。
2-0にした後の戦い方として、大人にならないといけない部分はあります。でも相手も必死に勝ちにきていますし、後半の立ち上がりにカウンターで決められて精神的に動揺する部分はありましたが、その後決めるべき選手が決めて、パワープレー返しも自分たちの狙い通りに決めてくれて、こういった苦しい試合をモノにするのが去年の湘南だったと思います。この一勝は今後につながる大きな一勝だと思います」