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DUARIG Fリーグ2018/2019 第19節 フウガドールすみだ戦後のアルベルト・リケル監督、須賀雄大監督(すみだ)記者会見コメント

2018.10.20

■アルベルト・リケル監督
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「すみだという強いチームと戦うにあたり、最初の入りは良くなかったです。特に最初の12分間、ブラジル人選手などが収めてくる相手に対して、攻守ともにやりたいことができませんでした。自分たちはそこまで技術のあるチームではなく若い選手も多い中で、12分間もの時間を相手に与える展開は好きではないです」

ーー3枚のパス回しの局面で縦方向のボールが入る回数が少なかったですが、選手の決断の問題なのでしょうか?それともチームとして確実性を求めているのでしょうか?
「確かにピヴォに対して多く入れることはできませんでしたが、自分たちはそこまで(チャンスを作り続けられるほど)強くないチームです。でも、パワープレー以外の形からゴールをを決めるチャンスはありました。そこで決めきれなかったことが、流れの中でゴールに入っていないことに直結しています」

ーーピヴォが3人いる中で野村啓介選手の出場時間が通常よりも短かったと思いますが、何か事情があったのでしょうか?
「基本的に自分たちのチームは、色々な選手がプレーをします。(野村)啓介の良し悪しは関係なく、今日は他の選手の状態が良かったですし、チームとして試合の局面によってはそういうこともあり得るということです」

ーー丸紘生選手と染野伸也選手が守備時に前に入るシーンがありましたが、彼らの使い方はどのように考えていますか?
「自分がこのチームに来た目的は、若い選手を育てて若いチームを作ることです。彼らを出した理由としても同じようなことで、すみだのようなうまい選手がいるチームと戦わせることによって若い選手が経験を積めますし、逆にある程度のプレー時間を与えなければ選手として進化できません。今後の成長へつなげるために、2人には長いプレー時間を与えました」

■須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
ーーまずは試合の総括をお願いいたします。
「まず岡村(康平)が負傷をして、自分たちの中で一番再現性のあるセットが崩れるアクシデントがあった上、連戦の後の金曜日の試合だったので、強度が高いトレーニングができない状況で今日を迎えました。それでも、(変わって入った)大薗(諒)の入ったセットで得点できたのは、攻守におけるやるべきことをチーム全体がイメージできているからだと思っています。

浦安が保持してくるのは分かっていて、それを利用して勝ちたいと思っていたのでプラン通りでした。パワープレーでの失点、パワープレー返しを決められなかった部分は課題だと思います。あの時間で攻撃的にプレーするためにも、パワープレーの守備に入る選手にもマイボールの保持ということをより促していきたいなと思います。それを中断期間でやっていければと思います」

ーー浦安の保持を利用したいという話がありましたが、3枚のパス回しの中で真ん中に入ってくるところで奪い、そこからのカウンターを狙っている印象を受けました。試合前のスカウティングがうまくハマったのでしょうか?
「僕は浦安のパス回しはFリーグの中でも高いレベルにあって、リーグで一番ローテーションをしてくるチームだと思っています。深さを取るよりは浅く抜けながら短いパスを回す、少し前の町田に近いイメージを持っています。

そこに対して、前半の立ち上がりはアクティブに寄せていくプランで入りました。前半が少し経過すると上手くいくところと難しいところが分かったので、後半はボールを持たせながら少しのパスのズレや、少しパスが浮いたところで縮めてセカンドボールを奪っていくプランを持っていました。宮崎(曉)が後半に決めたゴールは、相手にボールを持たせる理があったゴールなのではないかなと思います」