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11/22 Fリーグ第21節・フウガドールすみだ戦(浦安市総合運動公園体育館) 両チーム監督コメント

2016.11.22

■米川 正夫監督(バルドラール浦安)

−試合の総括をお願いします。

「個人の判断ミスとPKで2点を先制されてしまいました。ただ、そこからしっかり落ち着いて立ち直していこうという話をして、前半のうちに逆転できたことは良かったです。

これまで、試合間隔が短く、強度の高いトレーニングできてなかったため、疲労回復をメインにトレーニングを重ねてきました。スカウティング通りのセットプレーから点を取れたのは収穫だと思います。 ただ後半、疲労からディフェンスの強度が落ちて、相手に押し込まれる時間が増えてしまいました。

今年はけが人も多く、ギリギリのメンバーで回しているので大変なところではあるのですが、今いる戦力でしっかりとやっていかないといけない。 次の名古屋戦まで、期間は短いですが、しっかりとしたトレーニングを続けていきたいです」

 

−連敗中ということもあり、選手に対してはどのような声をかけたか。

「私は基本的にあまり怒ったりするタイプではないのですが、前節・浜松戦のハーフタイムでは、あまりにも不甲斐なかったので強く声をかけました。ただ今日に関しては、全員が戦う姿勢を見せられていたと思います。 湘南戦で大敗してからチームのバランスが崩れてしまったと感じています。その結果、なんとなくこういう感じで大丈夫だろうというような、軽さが出てしまったと思います。

今日は戦いきることができたと感じていますが、結果として勝つことができず、とても申し訳なく思っています。 今後も強敵との連戦が続きますが、どこかでしっかりと盛り返していかなくてはいけないです」

 

−連敗をしてしまっている要因は?

「今のチームは、単純に守備力のある選手が少ないです。深津選手が抜けて、その印象がより強くなっています。今後もっとケガ人が帰ってくれば変わっていくかもしれませんが、現状では戦術セレクトの引き出しが少ない状況です。 うまくいっている時というのは、守備をチーム全体でうまくカバーできているので、そこから得点にもしっかりと結びついています。試合を通して、苦しい時間帯を乗り切ることのできる選手が出てきてほしいなと感じます」

 

−Fリーグ初出場を果たした石田健太郎選手に関して。

「 彼は、オンザボール・オフザボール時の動きに関してはとてもいいクオリティをもっています。とはいえ、U−19代表にいっていた期間もあるので、チームとしてしっかりとした動きのすり合わせをまだ出来ていません。攻撃面において、今日の試合よりもいいパフォーマンスをもっと出すことができれば、出場時間は多くなっていくと思います。 彼の良さはしっかりとボールを運べてパスを出せるというところにあります。フィジカルをもっと鍛えていけばきっと良い選手になるので、我慢して使い続けていく価値のある選手です。

ただ試合中に声を出すことが滅多に見られないので、そこの部分は絶対に改善していかないといけないですね。合流当初よりは良くなってきているので、これからもっと良くなっていってくれればなと思います」

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■須賀 雄大監督(フウガドールすみだ)

−今日の試合の総括をお願いします。

「今日の勝利はただの勝ち点3ではないです。とても大きい勝利です。 正直、これまで優勝を目指した戦いをやってきた中で、現実的にはすごく厳しくなってしまいました。あらためてプレーオフ進出へと目標を下方修正した上での、最初の試合だったので、勝てて本当に嬉しいです。

今日は、まずは自分たちにできることを全力でやろうということで試合に臨みました。その結果、今までは優勝がちらついていた中で出来なかったことにもチャレンジできましたし、選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います」

 

−最近の不調に関して。

「大阪戦での大敗を受けて、自分たちが良いプレーをすれば勝ちを得られるのかというところに疑問を感じ、より個人能力の絶対値を上げる必要性があると感じました。 というのも、これまでは選手たちが本来出せる力を出せなかった部分があったからです。細かい部分の戦術を意識しすぎることで、選手のクオリティを狭めてしまっていたかなと思います。 そういった意味では、自分のティーチング次第でもっと彼らの力を引き出せたはずです」

 

−チームテーマである『躍動感』というに関して。

「躍動感は100パーセント出せたと思います。逆にそれを出しすぎたことで2失点をしてしまったのかなとも思うほどですね。みんながリズムに乗って人数をかけすぎてしまいました。僕自身としてはそれほど悪くはなかったかなと感じています。 2-0となった時にいかにマネージメントをするかというところがポイントではあったのですが、今日に関してはそういったマネージメントをせずに、このままどんどん点をいれてしまえばいいじゃないかという考えで指揮しました。 積極的にいくことで、リスクも増えて殴り合いの展開になってしまいましたが、最終的には勝ちきることができました。

勇気とパワーが必要なゲームに勝てたということで、選手たちには100点をあげたいです」